
2007年01月18日|EVO関連ニュース
「Prototype-X」発表直前、ベールで覆われた車両の上にある大スクリーンに、A75型ランサーから現行エボまでの走りが映し出され、場の雰囲気を大いに盛り上げた。
そして、ついに登場! ほぼ同時期、日本で開催されていた東京オートサロンに出展の「Concept-X」に比べると、たしかに似てはいるが細部がかなり違っていることに気づく。東京で展示された「Concept X」はあくまでもコンセプトカーだったが、デトロイトに展示された「Prototype-X」は市販にかなり近い状態。その証拠に、エンジンもちゃんと搭載され、現実味の高い状態となっていたのだ
新たに採用されるエンジンは「4B11」と呼ばれるもので、アルミのブロックを使った2.0L直4DOHC。これにMIVECとハイプレッシャーターボが採用されることになる。
エボX 新エンジンに搭載されるタービンは、エボI~IIIのとき同様に、バルクヘッド側に配置される。2500回転くらいから効き始め、4G63搭載エボ以上のフィーリングを実現する。
トランスミッションは、VWのDSGやアルファロメオのセレスピードのようなツインクラッチタイプの自動6速MTを採用。競技系ユーザー向けには、通常の5速MTの設定もあるとか。
ACDやAYCで培われた4WD制御は、次期エボではさらなる進化を遂げる。アクティブスタビリティコントロールも統合するAWC(オールホイールコントロール)になる。コントロールスイッチは、ステアリングホイールの左側に配備。その裏側にはパドルシフトも装備されるので、シフトチェンジと駆動制御がステアリングから手を離さずに操作できるようになるわけだ。す、すげぇ。
インパネまわりも当然のように一新。メーターパネルは左が9000回転フルスケールのタコメーター(7000回転レッドゾーン)、右が300km/hフルスケールのスピードメーターとなる。その間には、自動6速MTのシフトインジケーターのほか、燃料残量、水温、そしてAWCモードがデジタル表示される。
ボンネットはアルミ製を採用。ノーズ側にはエンジンルームの熱気を抜くためのアウトレットが左右にふたつ設けられ、さらにその奥にはエンジンやタービン冷却用のインレットが空く。
「タイヤ&ホイールだが、デトロイトショー出展の「Prototype-X」には20インチが履かされていた。しかし、エボXとしての市販時には18インチが採用されるはずだ。
ブレーキはエボVからつき合い続けているブレンボ社製を継続採用。サイズ拡大となるのかは不明。また展示車両のようにドリルド(穴空き)タイプのローターが採用されるのかも不明だ。
ショー会場には、初代A75ランサーのラリー仕様も展示され、新旧最強モデルが並ぶニクい演出がなされていた。今秋、おそらく9月発売。そこからエボXはどれだけの伝説を築き上げるのだろうか。
こちらは、従来よりも高質でスポーティな性格が持たされた新型のランサーだ。世界に先駆け、北米で間もなく発売されることになる。日本での発売はエボXと同時の9月が濃厚。北米仕様はエボXと同じ4B11型2.0L 直4 MIVECのNA版を搭載する。4B11型のNAエンジンは、アルミブロックで軽いということも影響しているのか、4G63型のNA仕様よりもスポーティだという。
今年9月、ランサーとエボX、2台を同時に試乗できるかと思うととても待ち遠しい気分だ。
| 全長 (mm) | 4495 |
|---|---|
| 全幅 (mm) | 1810 |
| 全高 (mm) | 1480 |
| ホイールベース (mm) | 2650 |
| トレッド (mm) | 1545 |
| エンジン | 2.0 リッター DOHCインタークーラーターボ |
| エンジン型式 | 4B11 |
| 排気量 | 1998cc/ 86mm x 86mm |
| トランスミッション | 6速オートマチックマニュアル |
| 駆動方式 | S-AWC (ACD, S-AYC,Active Skid Control) |
| サスペンション | フロント: マクファーソンストラット/リア: マルチリンク |
| ブレーキ | リア・フロント:ブレンボ製対向4ポッドブレーキ |
| タイヤ | 255/30R20 |
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