
2007年05月14日|EVO関連ニュース
先日、三菱自動車が国内プレス向けに今後の新型モデルに関する記者会見を開き、そこで新型エボリューションの正式名が発表された。日本国内での名称は「ランサーエボリューションX(テン)」。
新型エボの名称に関しては、これまでさまざまなウワサが流れていた。「ランサー」の名前が踏襲されず、「エボリューション」だけになるのではないか、「X」という文字は使われるものの、読み方は「テン」ではなく「エックス」とされるのではないか、など。しかしフタを開けてみると、これまでの名称を継続進化させたカタチでの「ランサーエボリューションX(テン)」、つまり「エボ10」になったのだ。
記者会見では、新名称の発表だけでなく、外観デザインのお披露目も行われた。すでに各媒体で掲載されている今年1月の北米デトロイトモーターショーで展示された「プロトタイプX」に酷似しているものの、細部に違いがあった。
「プロトタイプX」との大きな違いはふたつ。まずドアミラーの形状が、プロトタイプXはウインカーレンズ付きだったのに対し、エボ10はレス仕様。そしてブレーキローターはドリルドタイプだったプロトタイプXに対し、一般的なソリッドタイプとなる。キャリパーは従来モデルを踏襲したブレンボ製だ。
ブレーキローターについては、おまけの話がある。「一般的な」ソリッドタイプと説明したが、それはパッドが当たる部分だけの話。ローター構造としてはハブ側とディスク側を別体としたフローティングタイプとなるのだ。つまり、レーシングカーなどで採用されるものと同様のタイプ。
新型エボに関しては発売される前から各媒体でさまざまな批評が飛び交っているが、このブレーキひとつを見てもミツビシのランエボに対する走りへの意気込みが失われていないことが明らかになった。

スーパー耐久レース車両のリヤブレーキ。エボ10には、これと同じような形状の2ピースローターが採用される予定。
ちなみに、北米では日本に先立って発売されている新型ランサーだが、日本国内での名称は「ギャラン フォルティス」となり、エボ10とほぼ同時に国内市場へ投入されることも決まった。
次号の本誌ではこうした部分をさらに詳しく、深く、突っ込んだ記事を掲載する予定。エボマガ編集部の独自取材による心のこもった記事に、ご期待を!