
2008年11月02日|モータースポーツニュース
本戦2日目。前日夜から降り続いた雨により、コースコンディションは最悪の状態。天気は昼に近づくにつれて回復するものの、掘り起こされた泥が、轍が、エントリーたちの行く手を遮る。
この日の最初のステージとなるSS11は、ダートトライアルコースの設定。コースの外周を観客が囲み、世界のラリーカーたちの華麗な走りを見渡せる立地となっていた。SS11でトップタイムをマークしたのはヒルボネン。奇跡の逆転劇をものにするためには、もはや攻めるしかない。ラトバラ、ローブ、アトキンソンがその後を追う。
PWRCクラスのトップはノビコフ。新井が2番手、ミツビシの田口は6番手、奴田原は7番手と出遅れる。ともにミツビシエントリーでPWRCのシリーズチャンピオンを狙うハンニネンはSS11ではクラス10位。ジャパン参戦をパスしているランキングトップのアイグナーに対し、ここで少しでもポイントを稼いでおきたいところ。しかし思うような展開ができないでいる。
悪路はまず、田口を襲う。サスペンションのセットアップがうまくいってなかったことも重なり、SS11で右リヤをヒット。SS13では奴田原もパンクをし、今大会に向けて製作された2台のエボリューションXは、徐々にマシンの損傷が目立つようになる。
SS15、16、17とラフコースに四苦八苦するエントリーたち。SS18ではスバルのソルベルグが深い轍にタイヤをとられ、マシン後部を大きく損傷。次のSSへの出走ができず、スーパーラリー規定で最終日に挑むこととなってしまった。
田口もクラッチトラブルを抱える。
2日目夜の最終サービスに現れたとき、田口のエボXはリヤガラスが割れ、無惨な姿になっていた。田口は今回、全国から選抜された三菱ディーラーメカニックチームで参戦。普段は地元で市販車のメンテナンスを行っているメカニックが、必死で田口のマシンの修復を試みる。いつもの作業とは違い、限られた時間内での過酷な作業ではあったろうが、チームが一丸となって1台のエボXを取り囲む。その甲斐あって、田口のラリージャパン2008挑戦は最終日まで続けられることができるようになった。
Day2を終えての総合成績は、ヒルボネン、ラトバラ、ローブ、アトキンソン、フォードのウィルソンの順。PWCトップは相変わらずノビコフが死守。2位にはハンニネンが急浮上し、新井、ブリニルドセンと続く。田口は7位、奴田原は奴田原は8位。最終日、このふたりがどこまで追い上げを見せてくれるか……。三菱ファンの期待は最高潮に達する。
ランエボマガジン38号(2009.1.26発売号)では、ラリージャパン裏レポートを掲載!
本戦とは違う楽しさをたっぷりとお伝えします!!
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